広州の「ACG」を視察
昨年、中国は広州に行ってきました。
実は、お仕事半分で訪問したのでしたのですが、ご縁あって広州在住のCGアニメ監督さんに、中国でも日本のマンガ・アニメ・ゲームがかなり熱いと伺い、図々しくもその様子を見学させていただきにあがったのです。
ちなみに中国ではヲタ文化を「ACG(アニメ、コミック、ゲーム)」と呼称しています。訪問させていただいたアニメ制作会社は国策で作られたらしく、よもやヲタ施設とは思えない立派な建物で、応接室も迎賓館さながら、社内にシェフまでついているというセレブ世界!
単なる見学者なのに国賓並みのおもてなしをしていただいてめっちゃ謝謝!

日本も政府がもっと支援してくれてもいいんじゃないの???アニメ先進国のはずなのに、中国との待遇の違いにかなりショック受けました。
すでに優秀な中韓のアニメマンガ人材はかなり出現しています。日本で売れてる人も何人かいます。正直、なぜ日本がこんなに「日本ブランド」にあぐらをかいていられるのか理解できないレベルです。
手塚治虫氏がディズニーに憧れてアニメやマンガを進化させた事と同じく、中国も日本に憧れて進化しています。そのスピードたるや凄まじい。いつかジブリを超えるコンテンツも出てくるのでは?!と思います。とにかく日本は内需ばかりに目を向けてる…その間にいろんな国に先を越されると思います。
ところで…広州は食べ物が全部美味しかったです☆辛くて八角風味でパクチーが入っているのが広州スタイルらしい。街並みも新しいものと古いものが混沌としていて、ブレードランナーみたいでちょーカッコよかった。

中国にはまだAKB的なアイドルグループがなく、カワイイ子はメイド喫茶で持て余していました。なんともったいない!顔がちいさくて脚が長くてすごいスタイルのいい子ばっかりだったなあ…。